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子連れブータン旅行<7>ティンプー観光

信号がひとつもないブータン。
唯一の信号は、ティンプーにある手旗信号です。


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首都ティンプーのメモリアル・チョルテンという仏塔へ。
ここは第3代国王のために1974年に建てられたそうです。

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ここへの参拝を日課としている市民も多く、朝から晩まで参拝に訪れる人でにぎわっています。特におじいちゃん、おばあちゃんがいっぱい!本堂のまわりを時計回りに歩き祈る人。巨大なマニ車(内部に経文を印刷した紙が収めてあり、1回転させればそのお経を読んだのと同じ功徳があります)のまわりに座り、マニ車をまわす人。
一日中この場でマニ車を廻しながら観音菩薩の真言「オム・マニ・ぺメ・フム」を唱える敬虔なブータン人の姿を見ることができました。


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ここにいる、おじいちゃん、おばあちゃんは、年をとって仕事をリタイヤした人たちなんだって。人の大きさほどの大きなマニ車のまわりに座布団を敷いて陣取るおじいちゃん、おばあちゃんたち。マントラを唱えていたり、マニ車をまわすだけでなく、持ってきたミルクティーを飲んだりして(みんなで分け合っている様子)いて、なんだか老人ホームのような和やかな雰囲気です。ランチなのかな?ミルクティーにパンをつけて食べている人もたくさんいました。

輪廻転生を信じるブータン人。
自分のためだけではなく、他の人のため、世の中のため、生きとし生けるものすべてのために祈るそうんだそうです。

巨大マニ車はまわすとかなり重く、回るたびにカーン、カーンと鐘の音がします。するとそのとき、そこに座っているおばあちゃんがわたしたちに「ガディンチェラ(ありがとう)」と言って微笑んでくれました。ガイドさんによると、重いから回してくれるとうれしいんだって。興味本位でマニ車をまわしている観光客にありがとうだなんて、、、、(;;)

ほんとうにブータン人ってすばらしいなあ。しみじみそう思いました。


次は、山のてっぺんにある巨大な大仏クエンセルポダンを見に行きました。
約50メートルだって!
でかっっっっ!!!
ここからティンプー市内が一望できます。

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お昼になり、ティンプー市内のレストランへ。
エレベーターに乗ったんだけど、びっくりするくらいスピードが遅かったです。笑

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ここのレストランもやはりビュッフェ形式。
味付けはあっさりして、すごくおいしかったです。もりもり食べました。
キャベツ炒め、かぼちゃの煮物、赤米、そばの炒めたやつ(ブータンにはそばがあります)、ほうれんそうとチーズのぎょうざっぽいやつ、チキン、そしてブータン名物とうがらしのチーズ煮込み。
わたしたち以外には、欧米人のツアー客が10人くらい来ていました。


おなかもいっぱいになったところで、次は街のはずれにあるチャンガンカ・ラカンという古寺へ。ここは首都ティンプーを守るお寺として参拝する人が後を絶たちません。ティンプーに住む人々は子どもが産まれたら必ずここにお参りし、僧侶に名前を付けてもらうそうです。この日も生まれたばかりの小さな赤ん坊を連れてきている人がきていました。わたしたちもあかりの健康としあわせをお祈りしました。

お寺から民家が見えました。庭で大人や子供がわいわいしています。よく見ると大きなたらいが置いてあって、たらいの中に子供を入れてからだを洗っているところでした。庭で!笑
なんか昔の日本みたいで、すごく癒されました。
手を振ると、みんな笑顔で手を振りかえしてくれました。ああ、ほっこり。


市街の西に広がる穏やかな傾斜地は高級住宅地。王室関係者などの住宅地となっているらしいです。その奥の山中には、珍獣ターキンの放牧場があります。
(間違ってキートンと言っちゃった、笑)

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大きなシカがいました。

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そして、ターキン!

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ターキンが立つとこんなに大きい!まるで熊みたいです。

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それから、タシチョ・ゾンを遠目に見る。
タシチョ・ゾンはブータンの宗教と政治の中心となるゾン。国王のオフィスであり、宗教界の最高権威であるジェ・ケンポ大僧正が夏の間に総本山を置く、本当の意味でのブータンの中央政庁です。「タシチョ」とは「祝福を受けた砦」を意味する言葉。周囲には官公庁が建ち並び、近くには現国王の宮殿も建っています。

ここにワンチュク国王がいるんだなー。
会ってみたいなあ。
ちなみにガイドのドルジさんはワンチュク国王と同級生だったんだって。


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ティンプー観光はこれで終わり。1時間ほどかけて、パロへ戻ります。
結構歩いたし、厚かったし、疲れたー!
ドルジさんが車でかけてくれたブータン音楽もまたよかったです。
パロにつく頃にはあたりはもう真っ暗。。。
ホームステイ先の農家へ向かいます。

つづく

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